トキメキ胸くそ本
こんばんは。
今日は知り合いに本を借りたので、
仕事終わりに読みました。
まだ半分手前くらいですが、
これがまたなかなか胸くそ悪い本です。
※決して悪い意味ではありません。
本は基本、自分が興味あるから読むか、
趣味の合う友達に勧められて読むかのどちらかだと思うので、
こういった新鮮な価値観の本を読む機会って意外と少ないですよね。
読むのを諦める場合もあるでしょうが、
最近本にハマっているところだし、せっかく貸してくれたのだから頑張って読みます。
さて
なぜ胸くそが悪いか。
そもそもこの本は、「じじいになるな」という切り口で始まります。
じじいとは、年齢を重ねた人でもなければ、男だけを対象としたものでもない、とこの本では話します。
じじいとは、人生の追求を諦め、愚痴をこぼし、ただ権力を振りかざす。
何もしていないくせに人を見下す人のことだそうです。
はい。そうですね。
しかしホリエモンやキンコン西野もそのようなことを散々言っていますし、
もはやそんなこと、そりゃあそうだね。
くらい当たり前の価値観なので、
そんな当たり前のことを「こんなじじいがいるんだぞ!取材して迷惑してるリアルな声も聞いてきたぞ!あんたはじじいにならないよう気をつけろ!すでに片足突っ込んでる可能性すらあるんだぞ!すげー大学の教授もこんなデータ出してんぞ!」と、
勢いよく投げかけられたところで、
そうか。うんそうか。
くらいの反応しかできません。
そもそもこの本では、じじい化してる人間は自分がじじい化していることに気付かない。
だからこの本を読んでも気付かない。と語っています。
【胸くそポイントその①】
◆この本を書いた意味がわからない
この本を読んでもじじいが気付かないのであれば、この本は誰をターゲットに、何を目的として書かれたものなのか。それが見えません。
見えませんというか、見え見えだけど解せません。が正しいですね。
本のタイトルは伏せますが、タイトルを見る限り、
1.男に不満を持った女性に向けた本、
2.散々バカにされてきた男たち、
どちらかをターゲットにしてる風ということがわかります。
(風というのが重要ポイントです)
この時点で単純に胸くそ悪いというのもありますが、
仮に女性がこの本を手にし、熟読したところで、なんの解決策にもなりません。
笑い話もないし、ぼくにとってこれほど生産性のない本も珍しいです。
たくさんの取材内容、過去のデータなどが無理やり詰め込まれていますが、
この本の価値をこじつけるなら、
レベルの高い「女子会」くらいのものかなと感じてしまいます。
まぁ、そもそもぼくみたいな人間が読むような本ではないということですね。
でも残念ながら貸してもらっちゃったので最後まで読ませてください。
【胸くそポイントその②】
◆結局のところ男性差別
この本の作者は女性ですが、
これは「じじい」を利用して、他人をばかにしたいというオナニー本だと思います。
じじいでオナニー、とてもマニアックです。
女性を代表して、じじいをさらし者にしてやろう。という思想がチラチラ顔を出します。
そしてどこにも向けていないから、結局メッセージがわからないということです。
メッセージなんかなくてもいいですが、
それなら先ほど言った通り「女子会」でやってほしいところです。
生産性のない本が出回って、歪んだ思想者が面白がって読んで変なパワーになるのはどうかと思います。
実際知り合いには「面白かったので読んでください」と言われたわけです。
まぁある意味面白いけど。
そして、まだ半分も読めていないところでも「男性」という言葉が多く飛び交っています。
もちろん男性と書いたそのあとの文章はほとんどいいことが書いてありません。
これは持論ですが、
女性差別に敏感な女性は、男性にたいしての嫌悪感、疑心感がとても強い。
それがきっかけで、結果その人が男性差別をしていく傾向にあります。
the boomerang。
しかも、「じじいになる罠はたくさんある。罠と言うくらいだから、あなたは気付いてないかもしれない」と、この作品では描かれています。
これにはびっくりです。
完全なるブーメランが顔面直撃して「常人なら死んでいる」状態になっていることに気付いてほしいものです。
常人じゃなくてよかったです。
要するに、差別をテーマに話を展開していく人がぼくは嫌いです。
みんなどっかしらにカテゴライズされるのだから、「大人は汚い」とか「今の若者は」とか、「早く大人になりたい」とか、
そういったものも差別じゃないですか。
早く大人になりたい=子供は全員苦しい。
一緒です。差別です。
ぼくは女性が好きです。
女性としか付き合いたくないし、男性と性行為はさすがにできません。
わりと普通のことだと思いますが、ぼくはここで男性を差別しています。
気持ち悪りぃわ。って差別します。
でも本当に男に惚れてしまい、もう何してもいいかも。って思えたら許してしまうかもしれません。
仮に彼女がボブという黒人に殺されても、
ぼくは「黒人」を恨むのではなく「ボブ」を恨みます。
「個」にフォーカスしていければ、差別とかどうでも良くなります。
ていうかそうなったら差別なんかないです。
【差別なんて、あってないようなもの】
ごちゃごちゃ御託を並べましたが、
これがぼくの答えです。
幻想(差別)を作り出して攻撃対象を拡大するのはやめましょう。それが差別の第一歩。
あなたが嫌いなのは「じじい」でも「男性」でもなく、その時失礼なことを言った〇〇さんであり、✖️✖️くんですからね。
〜最後に〜
最初に言った通りこれは悪い意味で言ってません(こんだけ言っといてな)。
新鮮な価値観をぶつけられて、
とても楽しいです。
論破したいとか、揚げ足とりたいとか、
そんな気持ちは一切ありません(こんだけ言っといてな)。
今日はひとつの新しい価値観にたいして、
自分の価値観を整理するために敢えてブログを書きました。
ブログを書く理由は
・通勤中ひまだから
・一応文章を書く仕事をしているのでそれの練習
・自分が日々何を思っているか整理したいから
この3つだけです。
要するにぼくもオナニーです。
どんな内容であれ、こういった本を貸してくれた知り合いに感謝できるし、
これからも日々思ったことを書いていこうと思います。
ただこの本、なんて言って返せばいいの?
おやすみなさい