同期
こんばんは。
みなさんは大学を出ているでしょうか。
ぼくはなんとなく大学に行こうと思い受験した時期がありました。
なんとなく受け、見事になんとなく落ち、
ぼくが生きる場所は大学じゃないと言い聞かせて、音楽の専門学校に行きました。
そんな底辺出身のぼくが入社した今の会社は、
周りがすごい人ばかりで、
隠してきた学歴コンプレックスを日々えぐり回されています(つらいよ母ちゃん)。
大学を卒業して、就職をする23歳の年。
ぼくが過ごしてきた23〜29歳までと、
新卒で入社して社会の荒波に揉まれ頑張ってきた29歳とでは、
きっと莫大な差があるんだろうなと考えたら震えます。
ぼくの先輩にあたる人は、2つ下のクールボーイですが、この人が本当にすごい。
自分が納得するまでとことん話を追求するし、それを踏まえた上での話の落とし所を見つけるのが本当にプロです。
会話のゴールまでのプロセスにもちゃんと価値があるというか、いちいち会話が有意義というか、いちいち勉強になるというか…
もう教師にでもなればいいと思います…。
それ以外にも、
まだお会いしたことがないけど、
ぼくとほぼ同期で海外の大学を出て、自分に素直すぎる物申す系ライターさんの話を今日聞かされました。
同じ年代の人と同じ土俵でこれから仕事をするって考えると、自信なくします。
大学出てるだけでも劣等感感じちゃうのに、
海外の大学とかやめてほんとに。
ぼくはまだアシスタントで、いつディレクターとして活躍できるかは不明ですが、
こんなぼくがこの人たちと対等にやっていけるのだろうか…と、
毎日不安で寝ます。えぇ寝ますとも。
唯一救いなのは、
この仕事、楽しいんだろうなって思えること。
今はまだディレクターとしての実力も権限もないぼくですが、
先輩や社長の仕事をお手伝いする中で、「楽しい」と感じていることです。
そういえば、ぼくは今までやってきたこと全部、「楽しい」と感じています。
中学も高校も、バンド活動も、作詞も作曲も、アルバイトも、
友人関係も彼女も全部。
そりゃもちろん毎日全部が楽しいわけありませんが、
勝手に楽しんでいるなぁと、振り返ると思います。
同期の人に実力勝負で真っ向から挑んでもきっと敵わない。
自分が持てる唯一の強みは、
楽しみを見出す「浮気心」かなと思いました。
今日堀江さんの本を読んで思ったんです。
何かに夢中になってはいつのまにかやめて、
また何かにハマってはやめ、
そんなことを繰り返しているぼくは、ぼく自身どうかしてんじゃないの?病気なんじゃないの?って自分を疑いましたが、
その浮気心が、この年齢になって少しずつためになっているなぁと、
精神的に消化できてる実感があるし、
実働的にも開花させられそうな気がしています。
堀江さん、ぼくに似てるんだろうなって(逆だろくたばれ)
要するに、
ミュージシャンは死んでもミュージシャンが望ましい。
ですが、
ぼくみたいな売れ残り底辺ミュージシャンが挫折して新しい道を選んだ結果、
ライター×ミュージシャンというスペックを手に入れられる可能性があるということに気付きました。
決して新しいものではないと思います。
制作部隊はあらゆるジャンルに関わりがちだし、広告ひとつ作るのにデザインやらムービーやら全部自分でこなす人もたくさんいます。
でも、ライターのノウハウを身につけ、曲も作れる制作者が、
ライター業界に何割いるのだろうかっていう話です(いや同期の話じゃないんかい)
そうやって考えると、
今現在ぼくのライターとしての価値が「やわめのうんこ」だとして、
でも音楽製作はできるという、
まぁ「海老フライ」くらい?の価値が付くことによって、
ぼくのようなうんこ底辺ライターも、
きっと、
まぁちょっとクセのある「海鮮焼きそば」ぐらいの価値を持たせていただけるのではないでしょうか。
タイトルが「同期」ということなので(タイトルを先付けして文章を考える練習をしています)、
無理矢理タイトルに近づけるとするのなら、
先輩はたしかにすごい。
同期の聞いた話もたしかにすごい。
でもそこに足を突っ込む以上、ぼくも同じくらいすごい奴にならないとまずい。
そういうことです。
まぁ、そんなギスギスした間柄でもないんですけどね。みんな優しいから。
少しでも早く戦力になりたい。
自立したい。
そんな想いで、ネガティブとポジティブを行き来しながら「楽しんで」いこうと思います。
いつか30,000,000円くらいする海鮮丼(の価値)になるのが目標です。
それでは。