歴史あるセミナー
今日は宣伝会議のセミナー(無料)を初体験。
約70人の受講者と、ネット受講している地域の方もいました。ジダイヤナァ。
各テーブルの書類が置いてあるところに、
好きに座ってくださいとのことだったので、
真ん中の前から2番目に座る。
なぜなら俺の前の人が黒髪ショート女子だったからだ。
後ろ姿に惚れ惚れしつつ、「正面が見たい。いや落ち着け。このパターンで俺たちだんすぃは何回裏切られてきたんだ…思い出せあの絶望を!」とマイハートに投げかけ、心を鎮める。
そうこうしているうちにスタッフが前に出てきて説明が始まる。
「お手元の書類の中に、真っ白の紙があるので、そこにあとで課題を書いてもらいます。
後ほど集めますので、メモやラクガキは控えてください」
?…フリですか?どっちですか…?
と考えながら紙を探す。
しかし見当たらない。
なんか雰囲気的にみんなもないように見えたので、すかさず手を挙げてみる。
「紙ないです。たぶんみんなないかもです」
「あーホントですか…では後で配ります」
(無料)セミナーに参加させていただいてる立場の分際で、こんなこと言うのは御門違いなのはわかっているが、ひとこと。
「謝るも感謝もねぇんかい」
会話の流れ的に「あぁすみません笑」とかならないのは、やっぱりそういう地位の人だから?
別に謝ってほしいとも感謝されたいとも微塵も思ってないですが、
会話の流れ的に違和感があったので取り上げてみましたよと。
そして講師の西○さんが話し始めます。
ちなみに西○さんはずっと教壇的なところで待機していましたが、
雰囲気がこわいです。こわいというかきらい?
なぜかあまり良い印象を受けませんでした。
さて講習がスタート。
ブランディングやらターゲッティングやら、
わかるようでわからない言葉がさっそく。
わかりやすいように話してるつもりなのでしょうけど、俺みたいなタイプを相手にしたことないのでしょうか。
わりと伝わりにくい話し方でした。
ただし、俺のプライドのなさはこういうところで活躍します。
わいアホやから…必死についてかんと…こんなレベルの話ついてけんかったら、わいの未来はないでええ!!はぁはぁ…
とにかくノートにうつす。
あとで見てわかればええやん的なスタイルで挑みました。
だんだん話も具体化してきて、やっと楽しくなってきました。
おぉ…なんかわかる。意味がわかる。そういう考え方か…。と、レベルアップした気になれました。
そして先ほどの白い紙の課題が。
内容は、ある健康カタログ?かなんかの表紙にキャッチコピーが書いてあって、
その次のページに来るキャッチを考えてください。というもの。
ぼくは酔っていました。
だってさっきレベルアップの音したし、俺だって伊達に作詞書いてきたわけじゃないし、伊達に広告会社に勤めてないし!!
自信満々に書いたキャッチコピー。
その回収が終わると少しの休憩へ。
その間に西○さんが別室に移動し、俺たちのキャッチをチェックしました。
そして戻ってきてそうそう、
「さっき話したことがこんなに伝わらないのが残念です」という完全なる上から目線あるあるで始まり、
ダメな事例を読み漁りました。
正直この時はまだ自信満々の俺。
ダメな事例を聞いて「いや読まれてる人かわいそすぎだろ」と思いつつも、
「俺のは読まれてない」というちょっと優越感タイム。
そして次に、「これから読み上げる人は、意味を理解している方です」とひとこと。
緊張が走る。
呼ばれたらどうしよう。
一発ふざけて笑い取るか?おちゃらけたフリして実はできるんだぞモードに切り替えるか?
そんなポジティブ全開の脳内に、俺の名前は聴こえてきません。
それどころか、セミナー参加者のキャッチコピーがうまいうまい…。
な、なるほどぉ…そういうことですか…。
どうやら俺のキャッチは論外だったみたいです。
間違ってるわけでも理解しているわけでもない。
そもそもスタートラインに立ってない。
虚無を感じました。
マーケティングの視点から見るコピーライティングとは、決して感覚的なものでなく、
感覚的な訴求を、どう言葉で表現するのかを理論立てて考える必要があるということです。
コピーライターの基礎知識を学べた気がする一日でした。
もうひとつ。
従来のコピーライターは、とにかく書くことに時間を費やしてきました。
これからのコピーライターはそうじゃない。
どうせ時間をかけるなら、情報収集や市場調査に力を入れろ。と西○さんは言っていました。
コピーライターは、きっと死んだんです。
そして今後生き残るのは、理論武装ライターなのかもしれません。
そうなったら、ますます夢のない職業だなぁとも感じました。
まだまだ駆け出しで、コピーライター専門ってわけでもないですが、
今日のセミナーは本当に勉強になりました。
西○さんを最後まで好きになれなかったのはちょっと残念でしたが。笑
ネットに情報が溢れてる時代と言っても、
こうやって直接聞かなきゃ知らないこともたくさんありますね。
その気付きが一番の収穫かもしれません。
次も頑張るぞ。
PS.セミナー参加者と友達になりました笑