凡人2.0の反逆ブログ

リアリストも、夢を見る。

休日はみんなの記憶からぼくが消えてほしい。そして愛するハニーに「あなただれ」と言われたい。そしたらぼくは穏やかな休日をスリリングな一日にできるのに。

こんにちは。

 

日曜の午後、東京はとても晴れやかで心地のよい天気です。

しかーし外には出ません。

お外は危険がいっぱいだからね。

 

さて、いつもは通勤時間にブログを更新するのでスマホを使いますが、

今日は家にいるので初めてパソコンで書いてみようと思います。

 

 

先日ブログでお話した「胸くそ本」をやっと読み終わりましたので、

少しコメントを残そうかなと思います。

 

先日は途中まで読んで、わりと火がついてしまったので、少し反省しています。

やはり最後まで見てからコメントするべきでした。

 

 

最後まで読んで、これでやっと本当に思ったこと、言いたいことが書ける。

そう思っていて、それをモチベーションに読んでいた部分もあったのですが、

うーん…なんか釈然としない。というのが本音。

 

先日も書いたように、結局のところ、ターゲットがわからない。

「じじい」になるな。そして「じじいが変わってくれたら嬉しい」と、

じじいがじじいのままでなく、国のため、会社のため、新人や後輩社員のため、

何より自分自身のために、新しい一歩を踏み出してくれることが本当に嬉しいと。

変化し行動を起こしたじじい(この時点でじじい脱却ですが)の話を聞くと、今までもそういった活動をしてきてよかったと思えるのだそうです。

 

そのような活動をしているのあれば、素直に尊敬ですし、「これからも頑張ってじじいを救ってあげてください!それがじじいのためであり、社会のためになりますよ!」と称賛したいです。

 

しかしぼくはこの方のファンではありませんし、読み終わったところっでファンになれませんでした。

先日もお話した通り、ぼくのような人間が読んでも何にもならないのです。

(何にもならないと思いつつ、これを自分のためにしていくわけですけど)

 

 

では、どのような人が読むべきか。

 

途中までは、差別に敏感な男性不振やじじい不振の「女性」が読むべきだとお話しました。

でも最後まで読んでみてわかったのは、これはやっぱり「じじい」に向けて書いています。

だからやっぱり

「じじいが読むべき一冊」です。

 

まぁ当たり前ですよね。

でもなぜ、ぼくが紛らわしくターゲットは「女性」や「臆病な男性」、はたまた「オナニー本なのでターゲットなし」などと意見を二転三転させたかと言うと、

この本のタイトルがそうさせているからです。

 

 

この本は第一章~第六章まで、6部構成で話が展開されますが、

全章のタイトルに「じじい」に関連するニュアンスのワードが記されています。

 

しかしこの本自体のタイトルは、決して「じじい」が手に取るようなタイトルではないです。

そこがすごくひっかかる。

 

ぼくが仮に、友達にこの本を進めるとしたら、

「この本はじじいを脱却するための本、またはじじいにならないための知識本」

最初はこのように伝えると思います。

そして、「それ以外にもこういうデータがあって、その話が面白かったねー」なんて、内容を少し掘り下げプレゼンすると思います。

もちろん面白い話もたくさんあったし、総合的にみて読んでよかった、面白かった。と思っています。

だからこそ言いたい。なぜこのタイトルなんだ。

 

このタイトルにしたせいで、この本は本来のターゲットに読まれることなく、

じじいを毛嫌いする女性がただ楽しむような本になってしまう気がします。

 

しかしその「楽しむ女性」のおかげで読めた一冊なので、

ぼくはそれでいいし、やっぱりそういうところは「ラッキー」だなと思います。

 

 

国や社会に向け、貢献しようと必死に書いた本。

たくさん勉強し、データを調べてはそれが事実か裏付けを取り、書いては修正し、やっとの思いで形になる一冊。

 

ぼくの考えすぎだったらよいのですが、

そんな想いが詰まった一冊が、本来届けたい場所に届かないのはとてももったないです。

日本の余った食料を貧困国に届けたいのに、住所間違えてセレブの家に届くようなものです。

そしたら一気にごみに変っちゃうかもしれません。そんな悲しいことないです。

 

 

だから時にタイトルは、そのくらいの力を持ちます。

と、いま書いてて気付きました。

 

日々のブログのタイトルや、今まで書いてきた曲も、自分の中で最善を尽くしてきた?と聞かれたら、YES!!とは言えません。

もちろん考えてはいますが、「このタイトルならこの層は気にするだろ」みたいなマーケティングは皆無です。

しかしこの作品を読んで気付きました。「タイトル重要説!」

 

人の作品を批評し、こうやって「自分の問題」に気付いていく。

悪いところに注目し、それを自分はクリアしているか?を問う。

ぼくはこういう向き合い方をするので、わりと性格は悪いと思います。

 

でもこの本がどんな胸くそ本であれ、無駄を過ごす内容であれ、

このひとつの「気付き」があれば、自分にとってこの本に価値が付きます。

 

 

この本を読み終わったとき、いやどんな本でも、はたまた本じゃなくても、

自分にとって価値があったほうが、うれしいじゃないですか。

そのほうが貸してくれた人に感謝できるわけですよ。心が気持ちよいわけですよ。

だから人から借りる場合は「ありがとう」って思うために、

自分なりの価値を見つけるべきです。

 

 

 

なんにしろ読み終えたので、やっと次の本に進めます。

興味のないことをまっとうするのは本当に苦手なのですが、

この本を読み終えたことで、達成感も感じています。

 

読む(input)のも書く(output)のも遅いけど、

ゆっくりやっていこうと思います。

宜しくお願いします。

 

【フィクションな声】

今日はどうしてもたこ焼きがたくさん食べたいので家でタコパします。

タコパと言っても、ぼくはえびが大好きなので、タコの代わりにえびを入れます。